日記
2023-07-30 22:00:00
医食同源
中国数千年の歴史、食に対する考え方、
医食同源
実は、50年ほど前に日本人が言い出した造語。
元は薬食同源。
薬膳、漢方の基本の考え。
薬と食とは源は同じ、すべての食物には薬と同じような効能があり、
間違った食事をすると病を起こすもととなり、
反対に体によい食材は健康を保つためには欠かせないという考え方。
日本人が、身近に、なじみやすく、簡単にしたのが医食同源。
豆知識。
夏の暑い時期が旬の食材は、体を冷やす効果があり、
(胡瓜、冬瓜、スイカ、茄子等々)
冬の寒い時期が旬の食材は、体を温める。
(根野菜系)
自然の力、旬の食物ってすごいですね。
中国人、香港人のコックさんは確かに、普通に食材の効能を知ってました。
風邪で熱っぽいと、蒸しスープを作ってくれて、スープの具材の何が熱を冷ますとか、
これは喉に良いとか。
当たり前に、子供のころから、家庭の食事から覚える文化なんでしょうね。
中国料理は油っこい、頻繁に食べてると体に悪そうなイメージでしょうが、
実は日本より、香港の方が長寿、平均寿命が長い。
日本が世界一じゃない、何年も香港が世界一でした。
香港は国じゃなく中国の特別行政区なので、ランキングから消されましたけど。
意外ですね、日本、和食が最強だと思ってましたよね。
でも違ったんです。
うちのお客様、ご高齢の方、体調を最近まで崩してた方、
食欲が落ちて、あまり食べれない、
不思議と僕の料理は食べれると言って下さる方が結構いらっしゃいます。
別に無理に油抜いたり、減らしたりもしてません。
旬を意識し、食材にこだわり、手を抜かず調理してるだけです。
そうすれば、自然に、
医食同源。